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表装

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「美」を貼る

お部屋を見渡してみてください。和室の押し入れを彩るふすま。日の光を優しい間接照明に変える障子紙。洋室の壁紙。床の間の掛け軸・・・。
これら暮らしの中の「美」を精進と研さんを重ねた技で「貼る」職人集団が私たち表装技能士会です。
ふすまのお話し

私たちの仕事の中でも特に日本の伝統技能が息づいているものの一つ、ふすまのことをご紹介します。
ふすまは、古く平安時代の貴族が用いたことから始まる大変歴史の長い私たち日本人の文化です。そして、私たちが普段行っているふすまの構造や、貼り方は実はこの時代から基本的なものは全く変わっていないのです。
明治時代に入ってから、庶民の方々にも段々と普及していき、今では、たくさんの素敵なデザインの中から気軽に選べるようになりました。
ふすまには現在、大きく分けて、「和ふすま」と「量産ふすま」の2種類があります。完成品になると外見からは分かりませんが、実は一番大事なものはふすまの下地です。そこから、幾重にも下貼を行ったあとで、最後にふすま紙を貼るのです。

「和ふすま」は木材を格子状に組んだ本格的な骨組みを使うことが多く、「量産ふすま」には発砲スチロールのようなものから、段ボール状のものまで、色々な種類があります。
中でも、特に、デザイン性にすぐれ、リユースが出来て、お部屋の温度調整までできるのが日本古来の「和ふすま」です。
「和ふすま」は完成するまでに、骨組みの上に下地を何層にも重ね、最後にふすま紙を貼ります。その1つ1つの「貼る」プロセスに高度に熟練した技能が求められます。
もちろん、量産ふすまにも価格面など、その良さがあります。
しかし、「和ふすま」にせよ、「量産ふすま」にせよ、「貼る」技術はしっかりとした技能をもった職人でないと、とうてい出来るものではありません。
私たち表装技能士会は会員全員が国家検定である「技能士」を取得しており、腕には自信があります。また、一般的に言われるふすまの「貼り替え」は、ふすま紙の貼り替えのみ行いますので、それほど高額になるものではありません。
もう一度お部屋を見渡して、ふすまだけではなく、障子紙、壁紙、掛け軸など、「貼る」ものにこだわりたい、古くなったものを素敵に新しくして部屋の雰囲気を変えてみたい、と思われたら、私どもにぜひご連絡ください。
熟練の技能士が誠心誠意応対いたします。
技能を受け継いでいくことは、簡単なことではありません。私たちは会の中で講習会等を開催して、熟練技能者から若手へ技を伝授したり、小学校に行って体験教室を開催して子どもたちに技能を体験してもらったりすることで、地道ですが、確実に次代へと日本の「技」を継承しています。

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